相続財産には不動産等の積極財産のみならず、負債などの消極財産も含まれます。積極財産、消極財産ともに内訳を記載することが進められます。
資産としては、「現金・預貯金、株式等の金融資産」「土地・建物等の不動産資産」「貴金属類、車等の動産」「その他(知的財産など)」というように項目を分けて漏れがないように気を付ける必要があります。負債としては、金融機関からの借入金、住宅ローン等があります。
不動産については登記事項証明書をもとに記載します。預貯金については金融機関、支店、口座番号により特定できるようにします。
おおよその時価額も必要です。
相続人名簿作成の際は、自分の財産を相続させたい方以外にも、法定相続人として対象となる方をご自分の原戸籍簿まで戻って調査した上で、遺留分などに注意して記載されることをおすすめいたします。