現在、80歳です。昨年大病を患いました。妻と子供3人。孫にも恵まれております。「相続」は「争族」とも言う。という話も聴きますが、家族間は大変良い関係です。
家族には迷惑をかけないように、将来を見据えて、様々なことの整理に着手したいと思ってますが、何から手をつければ良いのでしょうか?
現在、80歳です。昨年大病を患いました。妻と子供3人。孫にも恵まれております。「相続」は「争族」とも言う。という話も聴きますが、家族間は大変良い関係です。
家族には迷惑をかけないように、将来を見据えて、様々なことの整理に着手したいと思ってますが、何から手をつければ良いのでしょうか?
★どのようなご家族でも誰かがお亡くなりになった時には、動揺し何から手を付けて良いか分からなくなるものです。
エンディングノートは一定の様式を求められる遺言書では伝えられないことを伝える役割を果たし、事前に整理しておくことでご家族が混乱するのを防止するのに役立ちます。
★個人によって整理しておく内容は様々ですが、どの方でも共通する内容を下記に記載いたします。
■お金の準備や確保
・現在からお亡くなりになるまでに必要なお金が幾らになるか?は明確になりづらい内容ですが、現在の生活費がどのくらいかかっているか?
預金・現金などのすぐに動かせるご資産と不動産、定期などの動かしづらい資産を整理しておきます。
出来る限り、入院や介護費など地域の相場に合わせて、見通しをつけておくことをお勧めします。
■加入している保険の状況確認
・医療、生命保険はどのような場合にどの位の保障がされるプランでしょうか?数十年前に加入した保険も、日々の医療の進化にそぐわないものになっている可能性もあります。
保険の保証期間や終身かどうか?高度ながん放射線治療など先進医療特約に入っているか?なども確認した方が良いでしょう。
■住まい
・長年お住いの場合、膨大な量のお荷物を持っている方が多いです。ご家族との大切な思い出を伴うものもあると思いますが、整理に着手してみるとご自分でも覚えのない不要なものが出てくるケースもあります。
家を片付けておくことは、ご自分の死後の家族の負担を減らすばかりではなく、本当に残したかったものを見つけやすくすることになります。
☆片づけは体力が要る作業です。整理の仕方含めてプロの力を借りるのも一つの方策です。不要なものの売却に応じることもできるプロの業者の方もおります。お気軽にお声がけください。
■かかりつけ医
・何でも相談できて、必要に応じて専門の医療機関を紹介してくれるかかりつけ医は、早めの治療につながります。
■自宅でお一人の時に倒れた時の備え
・自宅で倒れた時の死亡率は交通事故よりも高いと言われます。いち早く医療機関へ搬送してもらうことが出来る方法(遠隔の家族への通知機器、ホームセキュリティー、地域の見守りサービス等)が整っていることが必要です。
■万が一の時のご本人のご意思
・誰にどこで介護してもらいたいか?
・余命宣告や臓器提供、延命治療への希望
■遺影写真の準備
・お通夜の時から必要になり、そのまま利用されることになります。ご家族は写真探しから始めることになりますが、出来るだけ良いお写真を探すのはとても難しいことです。
新しく撮影したり、過去の気に入った写真をご自分で選んでおくことが最も良い方法です。
■葬儀に呼びたい人、訃報を知らせたい人のリスト
・現在は家族葬にするケースが増えておりますが、ご自分の最期にしっかりとした葬儀を行いたい。という意思をお持ちの方はリストを作成しておいた方がご家族に負担もかけません。
■生前に予約した葬儀や戒名の伝達
・葬儀は依頼している葬儀社やプランが記載された契約書と積立金の有無、戒名はご自分の供養先(菩提寺・納骨堂)と戒名を授与してくれたお寺をご家族に伝えておきましょう。
■葬儀に対するご希望
・一般葬、家族葬、直葬、生前葬などの葬儀方法
・規模や予算
■供養に対するご希望
・先祖代々のお墓、新しく建てる、納骨堂、散骨などの種類がありますが、ご家族が望まない場合もありますので、十分にご家族とお話しておくことが必要です。
・遠方にお墓がある場合、将来的に継承者の問題が生じる可能性があります。墓じまい(改葬)をご希望の場合はご家族とご親族との話し合いも必要で、時間もかかりますのでご注意が必要です。
・「誰と一緒にお墓に入りたいか?(配偶者、家族、先祖、ひとり)」「誰にお墓を守ってほしいか?」等も事前に整理しておきたい内容です。
■資産の整理
・資産は実に様々なものがあります。現金、預金、保険、証券・株券、不動産、車、貴金属。場合によっては、特許などの知的財産もあります。
遺言を作成しない場合でも、内容、保管場所、評価額、所有形態などについては整理しておいた方が、ご家族の負担を減らせます。
■遺品として譲りたいものの整理
・洋服や軽微なアクセサリー、アルバムなど誰に何を譲るのか?火葬の際に一緒に納めてもらうのか?などの整理をしておきましょう。
■エンディングノート
・「自分の死後に家族が困らないようにする」「自分の意思を伝える」などの役割があります。
当然、書式は自由ですが、法的効力は持ちません。
遺言書では書けない内容を記載するのに利用される方も居ります。
■遺言書
・主にご自分の死後の遺産分割について法的効力をもたらせるものです。
自筆証書、公正証書、秘密証書などの方式があり、法律で厳格に書式が決められております。書く内容、言い回し、保管方法、によって本来希望していたことが叶わなくなる可能性があります。
本来、相続人でないと思っていた方が実は相続人である場合もあります。
専門家のアドバイスをもとに作成されることをお勧めいたします。
☆整理する内容も多く、お一人でする場合は非常に困難を伴いますが、これまで築かれた来たものを負担なく次世代に承継していくのにとても大切なことです。
当社は生前・遺品整理、所有される不動産、医療・生命保険、遺言書の書き方、遺産分割について幅広くお手伝いすることが可能です。
是非お気軽にご相談ください。
店舗名 | 笠間行政書士事務所 |
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代表 | 笠間 信 宅地建物取引士・行政書士・家族信託専門士 |
住所 | 東京都墨田区京島1-42-9大野ビル2F |
電話番号 | 03-6315-7287 |
定休日 | 日曜・祝 |
最寄り | 京成電鉄押上線「京成曳舟駅」徒歩1分 東武スカイツリーライン「曳舟駅」6分 |
免許・所属団体 | 笠間行政書士事務所 日本行政書士連合会 登録番号 20082388 号 東京都行政書士会会員 相続・家族信託・空き家・農地関連・補助金申請 |
関連会社 | ミーツポート株式会社 (一社)家族信託普及協会 |